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TOEIC Part5 中上級レベル問題 (No.3)

このシリーズではTOEIC満点エキスパートが作成する、TOEIC Part5 中上級レベル(スコア730~799点)問題と英文法解説を公開します。今回は英文法問題を3問、語彙問題を1問の合計4問です。

TOEIC Part5 短文穴埋め問題No.3 (中上級レベル)

英文の空所に該当する最も適切な単語やフレーズを(A)~(D)の選択肢から選んでください。

Part5 穴埋め問題 Q1

In spite of working for such a long time at the company, _________ Sarah knows where the printing paper is stored in the office.

  (A) either John nor
  (B) neither John nor
  (C) every John and
  (D) both John and




※問題の解答は下にあります↓




Q1の解説(相関接続詞の問題)

【解説】
この問題は、neither、either、bothが登場する相関接続詞の問題です。

in spite ofは「~にも関わらず」という譲歩の関係を表す郡前置詞です。
文頭の副詞句は「長い間会社に勤めていたにも関わらず」という内容ですので、空所の節は逆説の内容になるはずだと推測できます。

選択肢(B) neither John norを選ぶと「ジョンもサラも保管場所を知らない」という逆説の内容になるので(B)が正解です。
「Neither A nor B」は相関接続詞で「AもBも~ではない」という意味で使われます。

選択肢(A) either John norのような形はありません。「either A or B」(AかBかのどちらか)が正しい形となるため(A)は不正解です。

【例文】
Either John or Sarah knows where the printing paper is stored in the office.

選択肢(C) every John and のように「every John and Sarah know」と使うことはできません。(C)は不正解です。
everyは3人(3つ)以上の人(物)の『単数名詞』を修飾する形容詞です。

【例文】
Every Michael, John, and, Sarah knows where the printing paper is stored.
※Every~3人称単数のためknowには三単現のsを付けます

選択肢(D) both John and は、相関接続詞「both A and B」です。「長い間会社に勤めていたにも関わらず、ジョンもサラも保管場所を知っていた」となり副詞句と文意が通りません。
また、「Both John and Sarah」は複数形のためknowには三単現のsを付けません。よって(D)は不正解です。

【例文】
Both John and Sarah know where the printing paper is stored in the office.

【答え】
(B) neither John nor

【英文】
In spite of working for such a long time at the company, neither John nor Sarah knows where the printing paper is stored in the office.
長い間会社に勤めていたにも関わらず、ジョンもサラも印刷用紙がどこに保管されているのか知らなかった。
(選択肢)(A) either John nor (B) neither John nor (C) every John and (D) both John and

Part5 穴埋め問題 Q2

_________, he has outstanding knowledge in the field of geology comparable to that of an expert.

  (A) Since he is young
  (B) Because he is young
  (C) As he is young
  (D) Young as he is




※問題の解答は下にあります↓




Q2の解説(接続詞を選ぶ問題)

【解説】
he is youngにつく接続詞を判断する問題です。接続詞の判断は前後の文脈から行うので、まずは空欄の後ろの文を見ていきましょう。he has outstanding knowledge in the field of geology「彼は地質学に関する優れた知識を持っています」です。
he has outstanding…のoutstanding「優れた」の部分は分詞でknowledgeを修飾しています。
では次にそれぞれの選択肢の接続詞の意味を確認していきます。

選択肢(A)の接続詞sinceは時の起点「〜以来」か理由「〜だから」の意味で使われます。今回は「〜以来」は現在完了形などと一緒に使う表現なので、時制が現在形である今回の場合は「彼は若いので」と理由を表すニュアンスだと考えられます。

選択肢(B)は「彼は若いので」という理由を表すニュアンスになります。

選択肢(C)は接続詞asです。接続詞asは時「〜する時」・理由「〜だから」・時間の経過「〜につれ」などの意味で使います。
時間の経過は今回の場合では不自然なので、「彼は若い時 / ので」というニュアンスになります。

選択肢(D)も接続詞asですが、形容詞が前にあります。これは文が第2文型SVC(特にbe動詞の場合)の補語の形容詞が文頭に置かれる特殊な形(形容詞+as+S V)で、この場合のasは譲歩「〜だけれども」の意味になります。倒置と異なり、asの後ろの語順は変わらずS+Vのままです。
同様に譲歩の意味を持つthough/althoughのThough[although]+S+Vと形容詞+as+S+Vは書き換え可能です。今回の場合では「彼は若いけれども」というニュアンスになります。

それでは、それぞれの選択肢を入れて内容を見ていきます。( Since he is young / Because he is young / As he is young / Young as he is ), he has outstanding knowledge in the field of geology「(彼は若いので / 彼は若いので / 彼は若い時[ので] / 彼は若いけれども)、地質学に関する知識は誰よりも優れている。」となります。
「若い」ことは、「地質学に関する知識は誰よりも優れている」ことの理由にはなりません。そのため選択肢(A)と(B)は不適切です。

また選択肢(C)は、He is young, and[but]…「彼は若く、そして[しかし]…」なら自然ですが、「(現在)彼は若い時」という、現在の内容に対して「〜の時」という表現は不自然なため今回は不自然です。

選択肢(D)は「彼は若い(普通なら知識が浅くなる)けれども、地質学に関する知識は誰よりも優れている。」と一貫性のある内容になるため正解です。

【答え】
(D) Young as he is

【英文】
Young as he is, he has outstanding knowledge in the field of geology comparable to that of an expert.
彼は若くありながら、地質学に関する知識は専門家と匹敵するほどである。
(選択肢)(A) Since he is young (B) Because he is young (C) As he is young (D) Young as he is

Part5 穴埋め問題 Q3

The company is looking for job candidates who can interact _________ with other employees and clients.

  (A) respective
  (B) respectively
  (C) respectably
  (D) respectfully




※問題の解答は下にあります↓




Q3の解説(単語を選ぶ問題)

【解説】
選択肢は形容詞と副詞が並んでいるので語彙を選ぶ問題です。英文の「interact with」は「~と交流する、コミュニケーションをとる」という意味で、interactを修飾する副詞が入ることが分かります。

選択肢(A) respectiveは「それぞれの、各自の」という意味の形容詞です。形容詞は名詞を修飾するので(A)は不適切です。

選択肢(B) respectivelyは「それぞれ」という意味の副詞です。(A) respectiveに「ly」を付けると副詞になります。
他の従業員や顧客とそれぞれ付き合うというのは当然のことですから、会社が求めている人材としてふさわしくありません。(B)は不適切です。

選択肢(C) respectablyは「立派に、上品に」という副詞です。「interact respectably with」は「他の従業員や顧客と立派に[上品に]付き合う」という内容となり、日本語で考えると一応使えそうですが、社員募集という観点でみると不自然です。よって(C)は不適切です。

選択肢(D) respectfullyは「敬意を表して、丁重に、礼儀正しく」という意味の副詞です。この選択肢を入れると「礼儀正しく付き合うことができる~」となり筋が通ります。(D)が正解です。

【答え】
(D) respectfully

【英文】
The company is looking for job candidates who can interact respectfully with other employees and clients.
その会社は、他の従業員や顧客と礼儀正しく付き合うことができる志願者を求めています。
(選択肢)(A) respective (B) respectively (C) respectably (D) respectfully

Part5 穴埋め問題 Q4

The research and development team currently has five people on the team, _________ have PhDs from top national universities.

  (A) all of whom
  (B) all of which
  (C) some of them
  (D) some of these people




※問題の解答は下にあります↓




Q4の解説(関係代名詞の問題)

【解説】
この問題の選択肢は代名詞と関係代名詞が並んでいます。問題英文は2つの節で構成されており、空所の前後の節をつなげる働きをする関係代名詞が答えだと推測できます。

選択肢(A) all of whom(代名詞+of+whom)は、2つの文をつなげる働きもあります。空所にall of whomを入れて2つの文が正しくつながるか考えてみます。

The research and development team currently has five people on the team, all of whom have PhDs from top national universities.

最初の節の「five people」を先行詞として、all of whom(その人たちすべてが)を主部とした形容詞節が、補足的な説明を加えています。この用法は『非制限用法』と呼び、関係代名詞の前に必ずカンマがあります。all of whomの節は「その人たちすべてが、トップの国立大学で博士号を取得している」という内容で文意も通ります。よって選択肢(A)が正解です。

選択肢(B) all of whichの「which」は「人以外」の関係代名詞として使います。空所の節は「~はトップの国立大学で博士号を取得している」という人を修飾する内容です。だから先行詞も人になるべきだから選択肢(B)は不正解です。

【all of whichの例文】
There are many English schools, two of which I’m interested in.
※先行詞の「English schools」に関係代名詞の「two of which」で修飾しています

上記の文は次の2つの文を関係代名詞でつないでいます。
①There are many English schools.
②I’m interested in two of them.

選択肢(C) some of them 及び (D) some of these people は代名詞で、文をつなぐ機能はありません。選択肢(C)(D)は不正解です。
どうしても(C)(D)の代名詞を使いたい場合は、「and」で文をつなげる方法があります。

【andで文をつなげる例文】
The research and development team currently has five people on the team, and some of these people have PhDs from top national universities.
研究開発チームには現在5名在籍しており、そのうちの何人かがトップの国立大学で博士号を取得している。

【答え】
(A) all of whom

【英文】
The research and development team currently has five people on the team, all of whom have PhDs from top national universities.
研究開発チームには現在5名在籍しており、その全員がトップの国立大学で博士号を取得している。