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TOEIC Part5 上級者向け問題 (No.3)

このシリーズではTOEIC900点満点エキスパートが作成する「TOEIC Part5 上級者向け問題」と英文法解説を公開します。

今回の問題は「語彙問題」2問、「英文法問題」3問です。英文法解説は中級~上級者向けに書いています。

毎週無料で(5問以上)お届けいたしますので是非ご利用ください。

【お知らせ】
令和元年5月下旬より新シリーズ「TOEIC Part6 練習問題」の連載を予定しています。

TOEIC Part5 短文穴埋め問題No.3 (上級レベル)

英文の空欄に該当する最も適切な単語やフレーズを(A)~(D)の選択肢から選んでください。

[1] If you have continuous, severe headache and nausea for more than a week, it could be __________ of a serious brain condition which requires immediate medical attention.

  (A) a consequence
  (B) an implication
  (C) an association
  (D) a presumption

[2] With the advancement of technology this past century, the __________ work of farming has significantly been eased which also led to increased production of crops.

  (A) repetitive
  (B) negligible
  (C) backbreaking
  (D) burdening

[3] __________ I got to work did I notice that I had forgotten to turn the light off in my room.

  (A) When
  (B) Only after
  (C) Finally
  (D) As soon as

[4] __________, he has outstanding knowledge in the field of geology because studying geology has been his greatest interest ever since he was five years old.

  (A) Since he is young
  (B) Young as is he
  (C) For young as he is
  (D) Young as he is

[5] As oil prices rose significantly this past three months throughout the world, airlines were forced to raise their fares and so __________.

  (A) the cruise ship companies did
  (B) were the cruise ship companies
  (C) cruise ship companies did as well
  (D) did the cruise ship companies







TOEIC上級問題の答えと英文法解説

問題[1] 解答:(B) an implication

【解説】
選択肢がすべて名詞なので、語彙の問題です。まず主節it could beのitが何を指しているのかと考えます。前には「(あなたが)ひどい頭痛や吐き気が1週間以上続いている時は」とあります。

itは単数なので、前の単数名詞headache/nauseaか文章全体If you ~ a weekを指しているのではないかと推測できます。headacheとnauseaはandで繋がっているので、itは前の文章全体を指すと考えるのが自然です。

次に後ろを見てみると「早急に治療の必要な深刻な脳の病気の(空欄部分)」とあります。ここから、病気の疑いがあることを助言している場面が想像できると素晴らしいです。つまり、「ひどい頭痛や吐き気が1週間以上続いているということ」は「早急に治療の必要な深刻な脳の病気」の『影響・疑いがある』となれば自然ですね。

このニュアンスを作れるのは、選択肢(B)an implicationです。implicationは「包含、裏の意味」という訳で使われることが多いですが、「影響」という意味もあり、ここでは「早急に治療の必要な深刻な脳の病気がある『影響』」となっています。

(A)a consequenceは「(行動や出来事がもたらす)結果」という意味です。病気は行動や出来事ではないので、今回のような場面では使えません。

(C)an associationは「合同、関連」という意味です。association of 名詞 は「名詞の連合(団体)」という意味です。

(D)a presumptionは「推定」という意味です。presumption of 名詞 / presumption that節 の形で使い、名詞・that節の部分には「事実と思われる状態・状況」が入ります。今回のようなa serious brain condition「深刻な脳の病気」は「状態・状況」ではないので合いません。

【英文】
If you have continuous, severe headache and nausea for more than a week, it could be an implication of a serious brain condition which requires immediate medical attention.
ひどい頭痛や吐き気が1週間以上続いている時は、早急に治療の必要な深刻な脳の病気の影響かもしれません。
(選択肢)a consequence、 an implication、 an association、 a presumption

問題[2] 解答:(C) backbreaking

【解説】
選択肢がすべて形容詞、または形容詞相当語句(分詞など)なので語彙の問題です。まず前半部分はthe advancement of technology this past century「ここ100年間のテクノロジーの進化」にwith「〜と共に・〜によって」がついた前置詞句になっています。主節を一つずつ見ていきましょう。

主語はthe ____ work of farming「農業の____な仕事」です。動詞はhas significantly been eased「大幅に単純化されてきた」です。動詞easeは「和らげる」という意味でよく使われますが、今回は農業の仕事が「和らげられた」、つまり「仕事が楽になった」ということです。

そして、そのあとにwhich also led to increased production of crops「(そのことは)農作物の生産量向上に貢献した」とありますが、これは関係詞節です。先行詞は「何が農作物の生産量向上に貢献したのか」と考え、前の文全体the ____ work of farming has significantly been easedです。

全体の内容をみると、「ここ100年間のテクノロジーの進化」により「(空欄)な農作業が大幅に単純化された」とあるので、「負担の大きい・大変な農作業」が入るだろうと推測できれば素晴らしいです。

(A)repetitive「繰り返し行われる」は、workやjobと共に使うと「同じことの繰り返しでつまらない仕事」という意味になってしまいます。今回はそのような「つまらない仕事を楽にした」のではなく「大変な仕事を楽にした」となるのが自然なので不適切です。

(B)negligible「取るに足らない」も(A)同様「取るに足らない仕事を楽にした」では不自然なので不適切です。

(C)backbreaking「大変な・骨の折れる」を入れると「大変な仕事を楽にした」と前後の繋がりが自然になるので(C)が正解です。

(D)burdeningは形容詞として使えそうですが、形容詞ではありません。これは動詞burdenの現在分詞で進行形などでは使えますが、名詞を修飾することはできません。動詞burdenの派生語としての形容詞はburdernsome「大変な」であれば、burdensome work「大変な仕事」と名詞を修飾することはできます。

【英文】
With the advancement of technology this past century, the backbreaking work of farming has significantly been eased which also led to increased production of crops.
ここ100年間のテクノロジーの進化により、非常に負担の大きかった農作業が大幅に単純化され、農作物の生産量向上に貢献した。
(選択肢)repetitive、 negligible、 backbreaking、 burdening

問題[3] 解答:(B) Only after

【解説】
選択肢に接続詞が多いので接続詞の問題です。しかし、接続詞節のあとがカンマで区切られていません。このことから倒置の構造になっているのでは、と考えられれば素晴らしいです。I got to work…と見ていくと、突然did I notice…と別の節が始まっています。そして、助動詞+主語+動詞という倒置になっていることがわかります。倒置になったことでカンマが省略されています。

倒置を作る接続詞は決まっており、否定の接続詞がその一つです。選択肢の中で否定の接続詞は(B)Only afterだけなので、(B)が正解になります。なぜonly after + A が否定になるかというと、「Aをするあとにだけ」=「Aをする前には…ない」という否定の意味合いが含まれているからです。

(A)Whenや(D)As soon asは否定の意味合いを含んでいないので、倒置を作ることはできません。もし文が____ I got to work, I noticed that I had forgotten to turn the light off in my room.なら正しい選択肢となります。

(C)Finallyは接続詞ではなく副詞なので、今回のように節と節を繋げることは基本的にはできません。I got to work. I finally notice that I had forgotten to turn the light off in my room.のように節が区切られていれば使うことができます。

【英文】
Only after I got to work did I notice that I had forgotten to turn the light off in my room.
部屋の電気を消し忘れたことを、会社についてから気が付いた。
(選択肢)When、 Only after、 Finally、 As soon as

問題[4] 解答:(D) Young as he is

【解説】
選択肢はすべて「彼は若い」という内容なので、文構造の問題です。まず空欄の後ろを見ていきましょう。主節 he has outstanding knowledge in the field of geology「彼は地質学に関する優れた知識を持っています」です。

he has outstanding…のoutstanding「優れた」は分詞でknowledgeを修飾する形容詞です。続けて、接続詞節 because studying geology has been his greatest interest ever since he was five years old.「5歳のころから地質学を勉強することは彼の一番の興味だったので」となります。

全体をまとめると「彼は若い」+「彼は地質学に関する優れた知識を持っている」+「5歳のころから地質学を勉強することは彼の一番の興味だったから」となります。彼が若いことと、優れた知識を持っていることは相反するので、問題部分は「彼は若いにも関わらず」というニュアンスになると推測できます。

選択肢の中で「〜にも関わらず」という意味をもつのは接続詞asのみです。asは時・理由・時間の経過「〜につれ」などの意味が一般的ですが、譲歩の意味でも使えます。さらに譲歩の意味で、文が第2文型SVC(特にbe動詞の場合)や第3文型SVOの場合、補語の形容詞が文頭に置かれる特殊な形(形容詞+as+S V)を取ることができます。

堅い書き言葉ですが、問題などでは頻出します。また注意点は、倒置と異なり、asの後ろの語順は変わりません。そのため、今回は接続詞asで、後ろの語順がhe isになっている(D)が正解になります。

選択肢(A)の接続詞sinceは時の起点「〜以来」か理由「〜だから」の意味で使われます。「彼は若い」が「優れた知識を持っている」の理由とはならないので誤りです。

選択肢(C)はyoung as he isにforがついた形ですが、このような形はないので誤りです。forを接続詞として使う場合、他の接続詞と同様SVが続き、理由を表す意味になります。ただしfor節はカンマで区切り、文末でのみ使うまれな表現です。
(例)I’m so tired, for I’ve worked all day long.「一日中働いたから、とても疲れています。」

【英文】
Young as he is, he has outstanding knowledge in the field of geology because studying geology has been his greatest interest ever since he was five years old.
彼は若くありながら、5歳のころから地質学を勉強することに非常に興味があったため、地質学に関する知識は誰よりも優れている。
(選択肢)Since he is young、 Young as is he、 For young as he is、 Young as he is

問題[5] 解答:(B) were the cruise ship companies

【解説】
選択肢はどれも「クルーズ会社も同様だった」というような内容なので、文構造の問題です。ではどんな文構造でしょうか。選択肢(A)と(C)は、主語(the cruise ship companies)+動詞(did)の順番で並んでいるのに対して、選択肢(B)と(D)は主語が後ろにくる倒置の形になっています。そのため、選択肢を絞るために、まず文構造が「倒置かどうか」ということを考えていきます。

「倒置かどうか」を考えるには、空欄の前にあるsoが①接続詞なのか②副詞なのか、ということがポイントになります。なぜなら「①接続詞の場合は倒置は起こらない」「②副詞のsoが節の前に置かれた場合は倒置が起こる」からです。

例えば、

①I have a lot of things to do, so I can’t go out.
「私はやることがたくさんあるから、外出できません。」
②I have a lot of things to do, and so does he.
「私はやることがたくさんあります。彼もそうです。」

①のsoは節と節を繋ぐ接続詞の役割をしているのに対して、②のsoは節と節を繋いでおらず、前のhave a lot of things to doを受ける副詞の役割をしています。

問題文のsoは、前後の節はandが繋いでいるので、この場合のsoは副詞です。副詞の場合は倒置が起こるので、選択肢(B)か(D)に絞られます。選択肢(B)と(D)の違いはwere(be動詞)かdid(動詞)だけですね。これはsoが受けているものを考えると分かりやすいです。

airlines were forced to raise their fares and so ____ the cruise ship companies.
「航空会社は運賃値上げを強いられ、クルーズ会社もそうだった。」

和訳では「そうだった」の部分が「so ____ 」に対応しています。「そうだった」とは「運賃値上げを強いられ」のことですね。つまり「were forced to raise their fares」です。

この時、soに置き換える部分がbe動詞から始まるならso + be動詞 + 主語に、一般動詞から始まるならso + do + 主語、の形にします。また、soに置き換える部分と時制も合わせます。

問題文では、soと置き換える部分were forced to raise their faresはbe動詞から始まり、過去形なので、選択肢(B)were the cruise ship companiesが正解になります。

【英文】
As oil prices rose significantly this past three months throughout the world, airlines were forced to raise their fares and so were the cruise ship companies.
過去3か月で石油の価格が上昇した為、航空会社は運賃値上げを強いられ、クルーズ会社も同様だった。

(選択肢)the cruise ship companies did、 were the cruise ship companies、
cruise ship companies did as well、 did the cruise ship companies

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