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TOEIC Part5 練習問題と解説 (No.22)

このシリーズではTOEIC Part5 の練習問題とネイティブ先生による解説を公開します。

TOEIC Part5 短文穴埋め問題 No.22

英文の空欄に該当する最も適切なフレーズを(A)~(D)の選択肢から選んでください。

1. Ms. Norton spoke with __________ at the conference.

   (A) confident
   (B) confidently
   (C) confidence
   (D) confide

2. The new product is attracting __________ attention.

   (A) comfortable
   (B) interesting
   (C) desperate
   (D) considerable

3. The meeting was put back __________ next week.

   (A) in
   (B) to
   (C) at
   (D) for

4. Please note that no cameras __________ on the factory tour.

   (A) are allowed
   (B) are allowing
   (C) are not allowed
   (D) have allowed

5. The number of customer complaints was __________ higher in June than it was in May.

   (A) willingly
   (B) significantly
   (C) specifically
   (D) reluctantly






TOEIC 練習問題の答えと解説

1. 正解は(C)の「confidence」

【解説】問題文からwithと空欄を除くと、Ms. Norton spoke at the conference(ノートンさんは会議で話した)という成立した文になります。このことから、「with+空欄」部分は「誰と」話したのか、あるいは「どのように」話したかなど、補足情報を付け足す役割を果たすことが分かります。withの後には名詞をつける必要があるため、空欄には名詞が入ります。confidentは「自信がある」ことを意味する形容詞、confidentlyは「自信をもって」という意味の副詞、confideは「信用する」ことを意味する動詞であるため、空欄には入りません。従って正解は「自信」を意味する名詞のconfidenceです。なお、spoke with a confident attitude(自信にあふれた態度で話した)のように、「confident+名詞」とすればwithの後でもconfidentを使うことができます。

【英文】Ms. Norton spoke with confidence at the conference.
訳:ノートンさんは会議で自信をもって話した。
選択肢:confident、confidently、confidence、confide

2. 正解は(D)の「considerable」

【解説】選択肢はすべて形容詞で、空欄の後の名詞attention(注目)を修飾します。comfortableは「快適な」、interestingは「面白い」、desperateは「必死な」という意味であるため、「注目」を修飾する形容詞としては不自然です。空欄に入るのは「かなりの」という意味をもつconsiderableです。

【英文】The new product is attracting considerable attention.
訳:その新商品はかなりの注目を集めている。
選択肢:comfortable、interesting、desperate、considerable

3. 正解は(B)の「to」

【解説】選択肢はすべて前置詞です。空欄の前のput backは「延期する」ことを意味します。空欄の後にnext week(来週)とあることから、空欄には「(来週)まで」を意味する前置詞が入ることが分かります。inはI will call you in the morning.(午前中に電話します)のように、ある期間や時間「に」という意味で使う前置詞であるため、空欄には入りません。atもまた、I will call you at 2pm.(午後2時に電話します)のように、特定の時間「に」と表現する際に使う前置詞であるため不適切です。forを時を表す前置詞として使う場合は、I will be on holiday for a week.(私は1週間休暇をとります)、I will be out of the office for a few hours.(数時間社外に出ます)のように、ある期間を表すため、for next weekという言い方はできません。空欄に入るのはtoで、toは到達点や方向を表します。

【英文】The meeting was put back to next week.
訳:その会議は来週まで延期された。
選択肢:in、to、at、for

4. 正解は(A)の「are allowed」

【解説】選択肢はすべて「許可する」ことを意味する動詞allowの変化形です。問題文の主語はcameras(カメラ)ですが、「カメラが何かを許可する」のではなく、「カメラ(の持ち込み)が誰かによって許可される」ため、この文は受動態にする必要があります。are allowingとhave allowedはどちらも能動態であるため空欄には入りません。are not allowedは受動態ですが、文の冒頭ですでにnoが使われているため、再度notを使う必要はありません。従って、空欄にはare allowedが入ります。no cameras are allowedで「カメラの持ち込みは許可されていない」、つまり「カメラの持ち込みは禁止されている」という意味になります。

【英文】Please note that no cameras are allowed on the factory tour.
訳:工場見学へのカメラの持ち込みは禁止されておりますので、ご注意ください。
選択肢:are allowed、are allowing、are not allowed、have allowed

5. 正解は(B)の「significantly」

【解説】選択肢はすべて副詞で、空欄の後にある比較級形容詞のhigherを修飾します。willinglyは「自ら」、「進んで」、specificallyは「具体的に」、reluctantlyは「しぶしぶ」という意味であるため、higherを修飾する形容詞としては不適切です。従って空欄には「かなり」、「著しく」という意味をもつsignificantlyが入ります。

【英文】The number of customer complaints was significantly higher in June than it was in May.
訳:顧客からの苦情は5月より6月がはるかに多かった。
選択肢:willingly、significantly、specifically、reluctantly