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例文で学ぶ英文法「副詞」

このシリーズでは、英文法を例文を使って分かりやすく解説します。今回のテーマは「副詞」です。

「副詞」とは、動詞・形容詞・他の副詞・名詞・句・節・文全体などを修飾し、英文の表現を豊かにする品詞です。様態・頻度・場所・時などの情報を英文に付加する副詞や、動きや状態に対して程度の強弱を付加する副詞などがあります。

副詞の種類

修飾する機能を持つ副詞には、次の6つの種類があります。

1.様態を表す副詞
2.頻度を表す副詞
3.時を表す副詞
4.場所・方向を表す副詞
5.程度を表す副詞
6.強調を表す副詞

NOTE: 修飾する機能を持つ副詞以外にも、疑問副詞、関係副詞、接続副詞がありますが、この3つは他の章(別のページ)で解説します。

様態を表す副詞

様態は何かの様子や動作のありさまの意味。「様態」を表す副詞は、動詞がどのように動くかの情報を表現します。

【様態を表す副詞】
slowly(ゆっくりと)、strictly(厳しく)、carefully(注意深く)、elegantly(上品に)、gradually(徐々に)、beautifully(美しく)

動詞の様態を表す副詞は、動詞の前後や文末に置きます。様態の表す副詞は、「形容詞 + ly」のスペルの単語が比較的多いです。

Some ghosts suddenly appeared.
何人かのお化けが突然現れた。

Students listened quietly to her speech.
学生たちは静かに彼女のスピーチを聞いた。

They are walking on the beach slowly.
彼らは浜辺をゆっくりと歩いている。

頻度を表す副詞

頻度とは、特定の期間に同じ事が起こる度合いの意味。「頻度」を表す副詞は動詞を修飾して、主語が「どれくらいの間隔で動作するか」の情報を付加します。

頻度を表す副詞は、「決まった周期の頻度」と「不特定の頻度」の2種類あります。

【決まった周期の頻度】
annually(毎年)、daily(毎日)、hourly(1時間ごと)、monthly(月に1回)、weekly(週に1回)、yearly(年に1回)

【不特定の頻度】
always(いつも)、normally(ふつうは)、usually(たいてい)、often(たびたび)、frequently(しばしば)、sometimes(時々)、occasionally(たまに)、rarely/seldom(めったに~ない)、never(1度も~ない。決して~しない)

動詞の頻度を表す副詞は、一般動詞の前、be動詞の後、また、文の先頭や文の最後に置きます。

Full moons occur approximately monthly.
満月は、ほぼ毎月現れる。

I often visit my uncle to play chess.
私はチェスをするために、しばしば伯父を訪ねる。

I sometimes play video games.
私はテレビゲームをときどきします。

時を表す副詞

「時」を表す副詞は動詞を修飾して、主語が「行動・動作する時間のある時点・時間帯」の情報や「行動・動作の終了を強調する」情報を付加します。

時間のある時点・時間帯

時間のある時点や時間帯を表す副詞には、以下のような単語があります。

now(今)、then(その時)、today(今日)、tomorrow(明日)、tonight(今夜)、yesterday(きのう)、early(早く)、late(遅く)、etc.

I have an appointment to meet him today.
私は今日、彼に会う約束がある。

行動・動作の終了を強調

行動・動作の終了を強調する副詞には、以下のような単語があります。

already(すでに)、just(ちょうど)、still(まだ)、yet([否定文]まだ)、etc.

I have already finished my homework.
私は既に宿題を終わらせた。

場所・方向を表す副詞

「場所・方向」を表す副詞は動詞を修飾して、主語が動作する又は動作した「場所」や「動きの方向」の情報を付加します。

動詞に対して、場所に関する副詞を修飾する場合、動詞の後や文末に置きます。

here(ここ)、there(そこ)、away(離れた所へ)、down(下へ)、along(前へ、先へ)、abroad(外国に)、far(遠くへ)、etc.

Don’t throw garbage away here.
ここでゴミを投げ捨てるな。

He has gone abroad on business.
彼は仕事で海外に行った。

程度を表す副詞

「程度」を表す副詞は、主に動詞を修飾して、動き/動作の強弱・影響・効果などの度合いを表します。

【程度を表す副詞】
completely、perfectly、entirely(完全に)→ [強い程度]

greatly、deeply(非常に 大いに)→ [上記の次に強い]

rather、quite(ある程度、まあまあ)→ [普通の程度]

slightly、somewhat(わずかに、多少)→ [弱い程度]

hardly、scarcely(ほとんど~ない)→ [否定]

動詞の程度を表す副詞は、一般動詞の前後(受動態の場合:動詞の前)、助動詞の後、be動詞の後、また、文の最後などに置きます。

It is rather cold outside.
外はいくぶん寒い。

A hotel was completely burned by a fire.
ホテルは火事で全焼した。

I hardly have any time to study English.
私は英語を勉強する時間がほとんどありません。

強調を表す副詞

「強調」の副詞と「程度」の副詞は機能が似ていますが、次のような違いがあります。

「程度」を表すの副詞は、主に動詞を修飾して、動作や動きの強弱を表現する。

「強調」を表す副詞は、形容詞・(他の)副詞、名詞を修飾して、言葉の意味を強める。

【強調を表す副詞】
very(とても)、really(本当に)、exactly(ちょうど、まさに)、extremely(非常に)、perfectly(まったく)、absolutely(絶対に)、particularly(特に)

This is exactly what I needed.
これはまさに私が必要としていたものです。

His attitude is absolutely disgusting.
彼の態度は非常に不快だ。

It is particularly important to take economic measures immediately.
経済対策を早急に行うことが特に重要です。

副詞の用法

ここでは副詞の用法を、「形容詞を修飾」「他の副詞を修飾」「前置詞句を修飾」「節を修飾」「名詞を修飾する」「補語になる副詞」で分類し、それぞれを解説します。

「動詞を修飾する副詞」には、様態・頻度・時・場所・方向・程度を表す副詞がありますが、上記の「副詞の種類」で既に解説済みの為、ここでは省略します。

形容詞を修飾する副詞

副詞を形容詞の前に置き、「とても~」「かなり~」などの様に言葉の意味を強調します。

He is very kind.
彼はとても親切です。

Kelly has an extremely big house.
ケリーは非常に大きい家を持っています。

They live in an incredibly beautiful valley
彼らは信じられないほど美しい渓谷に住んでいる。

副詞を修飾する副詞

副詞を他の副詞の前に置き、「とても~」「かなり~」などの様に言葉の意味を強調します。

She speaks very honestly.
彼女はとても正直に話します。

Carl runs extraordinarily fast.
カールは異常に速く走ります。

Air conditioners sell extremely well in this summer
今年の夏はエアコンがかなりよく売れます。

前置詞句を修飾する副詞

副詞で前置詞句を修飾して、程度を表現したり、意味を強調する場合は、前置詞の直前に副詞を置きます。

I wake up almost at the same time every day.
毎日ほぼ同じ時間に目が覚めます。

I’m waiting right in front of the main entrance.
私は正面玄関の目の前でお待ちしています。

節を修飾する副詞

節を修飾する場合は、節の直前に副詞を置きます。主に副詞節を修飾します。

You should take this medicine only when your pain becomes severe.
あなたは痛みがひどくなったときだけ服用すべきです。

I quit the company simply because I wanted to start my own business.
会社を辞めたのは、単に自分のビジネスを始めたかったからです。

The traffic accident occurred just after the car switched lanes.
車が車線変更した直後に交通事故が発生した。

名詞を修飾する副詞

多くの副詞は名詞を修飾する事ができませんが、次に挙げた特定の副詞は名詞を修飾可能です。

【名詞を目立たせる副詞の例】
even(~さえ)、only(ただ~だけ)、alone(ただ~だけ)、just(~にすぎない、単に~)、simply(単に、ただの~)、exactly(まさしく)、precisely(まさに)

Even the most intelligent people can make mistakes.
どんなに賢い人でも間違いを犯すことがある。

Death is just a part of life. It’s something we’re all destined to do.
死は人生の一部にすぎない。 それは私たちすべてが運命づけられている事。
※引用:フォレスト・ガンプ/一期一会(映画)のセリフの一部

【数の正確さを表す副詞の例】
about(およそ、約)、roughly(おおよそ、約)、approximately(おおよそ、約)、exactly(ちょうど)、precisely(ちょうど)

Roughly 300 people participated in the memorial ceremony.
約300人が記念式典に参加した。

The meeting will begin exactly 15 minutes after the end of the lunch break.
会議は昼休み終了時から、ちょうど15分後に開始されます。

この例の begin は自動詞で「(事)が始まる」の意味。「exactly 15 ~ lunch break」の部分は副詞句で、begin の直後に前置詞は不要。「時間/日 + after + 出来事」は、時を表現する定番フレーズで「(出来事)から(時間/日)後」の意味です。

仮に「after the end of the lunch break」 が無ければ、begin の直後に in を置きます。

The meeting will begin in exactly 15 minutes.
会議は、ちょうど15分後に開始されます。

上記の例文では、in の代わりに after を置くと曖昧な表現となります。 in exactly 15 minutes は「“今から”ちょうど15分後」の意味で自然な表現です。しかし after を使った場合は「“今から”~後」の意味にはなりません。after を使う場合、必ず「時間の起点」が分かるように起点の情報が必要です。

補語になる副詞

特定の副詞は、主格補語や目的格補語として使うことができます。

副詞の主格補語

次の例文は「主語 + be動詞 + 副詞(主格補語)」の第2文型(SVC)です。SVC の C を主格補語と呼びます。各例文のbe動詞の直後に、副詞の out、off、over が置かれています。

The manager is out now.
只今、部長は外出中です。

Make sure that all lights are off in your room.
あなたの部屋のすべての照明が消えていることを確認してください。

The pandemic is over, but many people are continuing to wear their masks.
パンデミックは終わりましたが、多くの人々はマスクを着用し続けています。

副詞の目的格補語

次の例文は「主語 + 動詞 + 目的語 + 副詞(目的格補語)」の第5文型(SVOC)です。SVOC の C を目的格補語と呼びます。また動詞の補語になる副詞を副詞補語(adverbial complement)と呼びます。

各例文の目的格補語の位置に、副詞の upstairs、here、on、inside out が置かれています。

We have to get the piano upstairs.
ピアノを二階に上げなければならない。

I want you to get Thomas here.
トーマスをここに連れてきてほしい。

Do you leave your PC on when you are not using it?
パソコンを使っていない時は、電源を入れたままにしますか?

He always turns his shirts inside out before washing.
彼は洗濯する前に、いつもシャツを裏返しにする。

文修飾副詞(文副詞)

文全体を修飾する副詞を「文修飾副詞」又は「文副詞」と呼びます。文副詞は文頭に置き、その直後にカンマ、そして文が続きます。

話し手の気持ちを表す文副詞

次に挙げる文副詞は、文の内容に対する話し手の気持ちを表します。

sadly(悲しいことに)、oddly(奇妙なことに)、wisely(賢明にも)、luckily(幸運にも)、happily(幸いにも)、curiously(不思議なことに)、strangely(奇妙なことに)、regrettably(残念なことに)、fortunately(幸運にも)、surprisingly(驚いたことに)

Fortunately, he has survived the traffic accident.
幸運にも、彼はその交通事故で生き延びた。

可能性を表す文副詞

次に挙げる文副詞は、文の可能性に対する話し手の判断を表します。

probably(たぶん)、maybe(もしかしたら)、perhaps(ひょっとしたら)、possibly(ひょっとしたら)、apparently(どうやら~らしい)

Apparently, the summer sale is scheduled for the end of this month.
どうやら、今月の終わりからサマーセールが予定されているらしい。

確実性を表す文副詞

次に挙げる文副詞は、文の確実性に対する話し手の判断を表します。「可能性の文副詞」では起こる確率が0%から100%と幅がありますが、「確実性の文副詞」では、話し手は文の内容は事実だと判断しています。

surely(確かに、きっと)、clearly(明らかに)、definitely(確かに)、obviously(明らかに)、certainly(確実に)、undoubtedly(疑問の余地なく)

Surely, she is the brightest student in her school.
確かに、彼女は学校で一番頭が良い生徒です。

意見を述べる直前に使う文副詞

次に挙げる文副詞は、話し手が何か論理的な意見を述べる直前に使います。

briefly(手短に言えば)、frankly(率直に言えば)、strictly(厳密に言えば)、honestly(正直に言えば)、generally(一般的に言えば)、personally(個人的には)

Briefly, the demand for our product is decreasing.
手短に言えば、当社製品の需要が減少しています。

副詞の使い分けと重要構文

用法が似ている副詞の使い分けのポイントと、副詞を使った重要構文を解説します。

副詞の使い分け

almost, nearly

副詞の almost と nearly はいづれも「ほとんど」の意味を持ちますが、almost の方が達成度(到達度)がより高いので「almost ≒ very nearly」と考えることができます。(≒は、ニアリーイコール)

We nearly always have the same breakfast.
私たちはほとんどいつも同じ朝食を食べます。
※この例の nearly は almost と入替え可能

次の例文のように、almost は 否定語(no, not, none, never, nothing, nobody)や any の前に置いて修飾できます。(この場合 nearly は不可)

He knows almost nothing about the economy.
彼は経済についてほとんど何も知らない。
※この例の almost は nearly と入替え不可

much, far

副詞の much と far はいづれも「(程度が)はるかに、ずっと」の意味を持ちます。特定の比較級、最上級、副詞、形容詞、動詞を修飾できますが、特に more や better をはじめとする比較級を修飾します。

Effort is much more important than talent.
努力は才能よりもはるかに重要だ。
※この例の much は far と入替え可能

副詞の far は「(場所・距離が)遠くに」の意味もあります。(much には距離が遠いなどの意味は無い)

Some students live far away from the school.
学校から遠く離れた場所に住んでいる生徒もいます。

How far is it from here to Tokyo Station?
ここから東京駅まで、どれくらいの距離ですか?

only, alone

副詞の only は「ただ~だけ。」、alone は「~だけで」の意味を持ちます。only と alone は名詞を修飾して、人数や個数などを強調します。

副詞の only で名詞を修飾する場合、 only は名詞の前に置きます。副詞の alone で名詞を修飾する場合、 alone は名詞の後ろに置きます。

Only 10% of examinees have passed the examination.
10%の受験者だけが試験に合格した。

Japan alone will not be able to solve the global warming.
日本だけで地球温暖化を解決することはできません。

次の例文のように、alone は名詞を修飾する用法よりも、 「一人で、自力で(by oneself)」の意味で動詞を修飾する場合が多いです。

She lives alone in a large house in central Tokyo.
彼女は一人で、東京都心の広い家に住んでいる。

quite, rather

副詞の quite と rather はいづれも「かなり、とても」(very)の意味を持ちます。ここでは、それぞれの特徴を挙げてみます。

quite

アメリカ英語では “quite + a/an + 形容詞 + 名詞”の用法で使われることが多い。

He is quite a famous person.
彼はかなり有名な人です。

right, true, different, impossible などの程度を表せない形容詞や、副詞、動詞、名詞を修飾する場合は、「まったく(completely)」の意味で使われる。

We will try quite a different way to get more sales.
我々はより多くの売上を得るために、まったく異なる方法を試みます。

rather

副詞の rather は、「bad(悪い), ugly(醜い), stupid(愚かな), strange(変な)」などのネガティブな言葉の意味を強める場合に使われることがあります。

I watched a rather boring movie yesterday.
私は昨日かなり退屈な映画を見た。

次の例文のように、文脈によっては「いくぶん、なかなか」の意味で使われることがあります。

This sweater looks rather big for a tiny girl like me, but I like it.
このセーターは私のような小さな女の子には幾分大きく見えますが、気に入っています。

well, better

副詞の well は「上手に、よく。かなり」などの意味。副詞の better は well の比較級で「より上手に、よりよく。より多く」などの意味を持ちます。

She draw a picture very well.
彼女はとても上手に絵を描きます。

better than(~より良い)のフレーズで、何かと比べる用法が良く使われます。

The medicine worked better than I expected.
その薬は予想以上に効いた。

else(副詞), other(形容詞)

形容詞の other は「別の、他の、そのほかの」などの意味を持っています。other は名詞や代名詞 one の前に置いて用います。other は one 以外の代名詞を修飾することができません。

次の代名詞を「そのほかの~」と修飾する場合は else を用います。修飾する場合は、次の代名詞の後ろに else を置きます。

anyone、anybody、anything、anywhere、everyone、everybody、everything、everywhere、someone、somebody、something、somewhere、no one、nobody、nothing、nowhere、who、what、where、much、little、all

else は上記の代名詞を修飾することが可能ですが、名詞を修飾することができません。名詞を修飾する場合は、other を使います。

If you have any other questions, please let me know.
他に質問があれば、どうぞお知らせください。

He studied much more than anyone else.
彼は他の誰よりも多くの勉強をした。

副詞を使った重要構文

副詞の rather、so、too、enough を使った重要構文をいくつか解説します。

would rather A than B

would rather A than B は「Bよりは(むしろ)Aの方がよい」の意味。AとBには、動詞・形容詞・名詞などを置きます。

I would rather tender my resignation than get transferred to another office.
他の営業所へ転勤になるよりも辞表を提出したい。

動詞 tender は「(辞表など)を提出する」の意味。resignation は名詞で「辞表」の意味。

so 形容詞 that 節

副詞の so は「とても、非常に」などの意味を持つ。“so 形容詞 that 節”は「とても~なので~」の意味。

It was so cold last night that the lake frozen hard.
昨夜はとても寒かったので、湖は固く凍りついた。

too 形容詞 to do

副詞の too は「あまりにも、~すぎる」などの意味を持つ。“too 形容詞 to do”は「~なので~できない」の意味。

I am too busy to go traveling.
私は忙しすぎて旅行に行けません。

It’s not too late to learn English.
英語を学ぶのに遅過ぎることはない。

形容詞 enough to do

副詞の enough は「十分に」などの意味を持つ。“形容詞 enough to do”は「~するのに十分な」の意味。

副詞や動詞の直後に enough を置くことも可能です。次の例では、副詞 well(上手に) を修飾しています。

My best friend can speak English well enough to become an interpreter.
私の親友は通訳になれるほど英語を上手に話すことができます。

enough 名詞 to do

形容詞の enough は「(数量が)十分な」の意味。“enough 名詞 to do [for]”の場合は「~するために[~のために]必要最低限の~がある」の意味となります。

I have enough money to buy a new house.
新しい家を買えるほどのお金を持っています。

副詞の語形

副詞には「形容詞から作る副詞」と「形容詞から作らない独自の副詞」があります。

形容詞+「ly」

ほとんどの形容詞は、単語の最後に「ly」を付けるだけで副詞になります。

slow(遅い) → slowly(遅く、ゆっくり)

quiet(静かな) → quietly(静かに)

honest(正直な) → honestly(正直に)

「ic」で終わる形容詞

「ic」で終わる形容詞は、「ally」を付ければ副詞になります。

basic(基本の) → basically(基本的に)

「le」で終わる形容詞

「le」で終わる形容詞は、最後の「e」を「y」に変えれば副詞になります。

simple(簡単な) → simply(簡単に)

「y」で終わる形容詞

「y」で終わる形容詞は、最後の「y」を「ily」に変えれば副詞になります。

angry(怒った) → angrily(怒ったように)

例外

以下の例のように、形容詞から作る副詞でも、「ly」が付かないものもあります。

fast(速い) → fast(速く)

以下の例のように、形容詞から作らない副詞もあります。

very(とても)、often(よく、たびたび)

例文で学ぶ英文法 (目次)