語順と文型(Word order and sentence patterns)

英文の要素

英語の文章は基本的に以下の4つの要素で出来ています。

主語(S)
主語とは「動作や状態の主体」を示す言葉です。日本語では「は」と「が」が付く言葉です。
英語名の”subject”の頭文字を取って、”S”と略すことがあります。

動詞(V)
動詞とは「動作や状態を示す言葉です。
英語名の”verb”の頭文字を取って、”V”と略すことがあります。

目的語(O)
目的語とは「動作の対象」を示す言葉です。
英語名の”object”の頭文字を取って、”O”と略すことがあります。
目的語には「直接目的語」と「間接目的語」という2種類があります。
直接目的語は動作の直接の対象となるもののことです。日本語では「を」が付く言葉です。
間接目的語は動作の受け手のことです。日本語では「に」で示すことが多いです。
例えば、”I wrote her a letter”(私は彼女に手紙を書きました)という文だと、”a letter”(手紙)が直接目的語で、”her”(彼女)が間接目的語です。

補語(C)
補語とは「主語や目的語を説明する」言葉です。
英語名の”complement”の頭文字を取って、”C”と略すことがあります。

5つの基本文型

これらを下記の5つの基本文型で組み合わせて文章を作ります。

第一文型(SV): 主語 + 動詞
第二文型(SVC): 主語 + 動詞 + 補語
第三文型(SVO): 主語 + 動詞 + 目的語
第四文型(SVOO): 主語 + 動詞 + 間接目的語 + 直接目的語
第五文型(SVOC): 主語 + 動詞 + 目的語 + 補語

この5つの文型を見比べると、いくつかの分析ができます。まず、英語の文章には主語と動詞が必ずあります。その主語は文の最初の方に置かれて、動詞は主語の後に来ます。それから、目的語は文型によってあったりなかったりしますが、ある場合は動詞の後に来ます。このように英語の基本の語順は決まっています。

語順の重要さ

英語と日本語を比較すると、英文においての語順の重要さが分かります。日本語の場合は、主語と目的語を示してくれる「は」「が」「を」の助詞があるので、主語と目的語を比較的に自由に置けます。

   (1) ジョンはリンゴを食べた。

   (2) リンゴをジョンは食べた。

(1)と(2)のどちらの文にも「ジョン」が主語、「リンゴ」が目的語、「食べた」が動詞です。 (1)の方が自然な言い方ですが、(2)のように主語と目的語を入れ替えても、意味は変わりません。なぜなら、「は」と「を」がそのまま付いているからです。

(1)の方が自然な言い方ですが、(2)のように主語と目的語を入れ替えても、意味は変わりません。なぜなら、「は」と「を」がそのまま付いているからです。
しかし、英語では「は」「が」「を」に相当する言葉がありません。よって、どの言葉が主語か、どの言葉が目的語かというのは語順でしかわかりません。

   John ate an apple.
   (ジョンはリンゴを食べた)

ここで、もし日本語の例のように主語と目的語を入れ替えようとしたら、文の意味は大きく変わってしまいます。

   An apple ate John.
   (リンゴはジョンを食べた)

語順を意識しながら、英文を作って行きましょう。

節とは?

“John ate an apple.”のような簡単な文だと、主語と動詞は一つずつだけありますが、長文だと、「主語 + 動詞」のセットが2つ以上あることもあります。長文の一部で「主語 + 動詞」の形を取るものを「節」と言います。

   After the rain stopped, the children went to the park.
   (雨が止んだ後、子供達は公園に行った。)

上記の1つの文は2つの節で出来ています。1つ目は”after the rain stopped”で、主語の”the rain”(雨)と動詞の”stopped”(止んだ)を含んでいます。そして2つ目は、”the children went to the park”で主語の”the children”(子供達)と動詞の”went”(行った)を含んでいます。

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