名詞(Nouns)

名詞とは

名詞は物や事の「名前」を示す言葉です。例えば下記の言葉は全て名詞です。

   ball (ボール)
   desk (机)
   water (水)
   cat (猫)
   man (男)
   John (ジョン)
   information (情報)
   love (愛)

英語には、可算名詞と不可算名詞という二種類の名詞があります。

可算名詞(Countable nouns)

これは、形がはっきりしていて、「1つの~」、「2つの~」と数えられる名詞のことを可算名詞と言います。例えば、下記の言葉は可算名詞です。

   apple (リンゴ)
   dog (犬)
   idea (アイディア)
   job (仕事)

注意:
単数の可算名詞は独立できないので、使う時は冠詞や数字や代名詞を前に付けないといけません

   1 apple (1個のリンゴ)
   a dog (1匹の犬)
   his idea (彼のアイディア)
   that job (その仕事)

2つ以上を数える時は前に数字を付けて、言葉の最後には通常”s”を付けます。

   2 apples (2個のリンゴ)
   3 dogs (3匹の犬)
   5 ideas (5つのアイディア)
   6 jobs (6つの仕事)

この”s”を付けた形を複数形と言います。

具体的な数字の変わりに、「少数の」や「たくさんの」という意味の言葉を付けることも出来ます。

   a few apples (少数のリンゴ)
   some dogs  (何匹かの犬)
   many ideas (たくさんのアイディア)
   a lot of jobs (たくさんの仕事)

不可算名詞(Uncountable nouns)

数えられない名詞のことを不可算名詞と言います。例えば、液体や抽象的な概念等、形が一定でない事物は通常数えられません。下記のような例があります。

   water (水)
   wine (ワイン)
   bread (パン)
   paper (紙)
   meat (肉)
   information (情報)

どこまでが「1つ」が分からないので、「1つの水」、「2つの水」と数えることはできませんね。数えられないので、「1つの~」という意味の冠詞も前に付けられません。

   × a wine
   × a paper

しかし、不可算名詞でも、その量を定めないといけない場合があります。例えばレストランでワインを注文する時、どのぐらい持って来てほしいかが伝えられないと困りますね。そういう場合は下記のように「入っている容器を数える」あういは「数えられる単位を付ける」ようにします。

   a glass of wine (1グラスのワイン)
   2 bottles of wine (1ボットルのワイン)
   750ml of wine (750ミリリットルのワイン)
   1 slice of bread (1切れのパン)
   a loaf of bread (1斤のパン)
   a sheet of paper (1枚の紙)
   a piece of meat (一片の肉)
   2 pieces of information (2つの情報)

また、不可算名詞にも、具体的な単位の代わりに「たくさん」等という意味の言葉を使うことができます。しかし、可算名詞に付ける言葉と異なるケースもあるので、注意しましょう。

   a little wine (少しのワイン)
   some information (ある程度の情報)
   much meat (たくさんの肉)
   a lot of water (たくさんの水)

名詞句とは?

名詞句は2つ以上の単語のかたまりで、名詞として機能するものです。

   bank account (銀行口座)
   university student (大学生)

2つ以上の名詞から成る名詞句の他に、形容詞や前置詞句等を名詞と組み合わせて出来る名詞句もあります。

   a spicy curry (辛いカレー)
   the dog in the garden (庭内の犬)

名詞として機能するので、名詞句は主語や目的語になれます。

   He ate a spicy curry.
   (彼は辛いカレーを食べました。)

上記の文で”a spicy curry”は1つの名詞句として機能し、”ate”(食べた)という動詞の目的語になっています。

   The dog in the garden is barking.
   (庭内の犬は吠えています。)

上記の文で”the dog in the garden”(庭内の犬)1つの名詞句として機能し、”is barking”という現在進行形の動詞の主語になっています。

名詞節とは?

名詞節は名詞として機能する節です。名詞句と違って、名詞節は「主語 +動詞」の形を含みます。

   (1) I don’t know the answer to your question.
       (私はあなたの質問の答えを知らない。)
   (2) I don’t know the answer to the question that you asked.
       (私はあなたが聞いた質問の答えを知らない)

(1)も(2)も”I don’t know ○○”(私は○○を知らない)の同じ構造の文で、異なるのは「○○」で示している目的語だけです。(1)の場合、目的語は”the answer to your question”(はあなたの質問の答え)という名詞句になっています。(2)の場合、目的語は” the answer to the question that you asked”(あなたが聞いた質問の答え)になっています。主語の”you”(あなた)と動詞の”asked”(聞いた)を含んでいるので、これは名詞句ではなく名詞節です。

名詞の所有格

所有格とは、人が物を所有する等、名詞と名詞の関係を示す格です。日本語では「田中さんの~」や「猫の~」等のように「の」で所有格を作りますが、英語では所有格を作る方法が2通りあります。

“~’s”で所有格を作る場合

名詞に語尾に”~’s”を付けて所有格を作ることができます。特に、人間や生物を示す名詞にはこの作り方を使うことが多いです。

   Simon’s book (サイモンの本)
   a dog’s tail (犬の尻尾)
   the man’s bag (その男性の鞄)

“of”で所有格を作る場合

無生物を示す名詞には”of”で作る所有格を使うことが多いです。”of”を使う時は「の」と順番が逆になるので、注意がひつようです。つまり、「X of Y」は「YのX」という意味になります。

   a member of the team (そのチームのメンバー)
   the roof of the building (その建物の屋根)
   President of the United States(アメリカ合衆国の大統領)

注意:
日本語の「の」は所有格以外の意味もあるので、必ず「の」が”~’s”か”of”になるわけではありません。

   × history’s book
   × a book of history
   ○ a book about history
     (歴史の本)

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