ENGLEAD イングリード・無料カウンセリング体験レポート

英語コーチがオンラインで英語を教えている

イングリード(ENGLEAD)は2020年6月に開校した英語学習のコーチングスクールです。運営会社のオフィスは東京・大阪・福岡にありますが、英語レッスンは全てオンラインで行っています。

「英語コーチング」と聞くと、専属コーチが生徒の自己学習を毎日サポートするため授業料が高額なイメージですよね。しかしイングリードの場合はサブスクリプション方式(月額制)を導入しており、同業他社と比べると負担が少ない料金体系となっています。

この記事ではイングリードの料金体系とコース説明、無料カウンセリングの体験レポート、英語コーチングに関するQ&Aを掲載しています。ぜひ最後までお読みください。

イングリードの英語コーチングコース

イングリードの運営会社は2015年から海外留学のコンサルティングを行っており、20,000人以上の海外留学希望者を支援してきました。さらに2020年にスタートした英語コーチングサービスでは、同業他社(主要15社)との比較において、シェア・受講生数・カリキュラム数の3部門でNo.1を樹立しました。この章ではイングリードの英語コーチングコースと料金体系を説明します。

オンライン英語コーチングコースの説明

このコースでは生徒の英語力を診断した後に、生徒の目標達成に必要なカリキュラムとスケジュールを専属コーチがオーダーメイドで作成します。生徒はカリキュラムに沿って自己学習を進めていく中で、何か分からないことがあればLINE(スマホアプリ)を使って専属コーチにいつでも質問できます。

普通の英会話スクールは生徒の日々の学習まではサポートしませんが、イングリードのコーチングコースでは専属コーチがLINEを使用して生徒の学習を毎日サポートし、週ごとの進捗状況まで振り返りチェックします。また専属コーチはシャドウイングの練習課題をLINEを使って添削したり、カウンセリングで相談に乗ったり、生徒のモチベーションを高めます。

尚、イングリードの英語コーチングコースには一般的な英会話レッスンは含まれていないため、英会話レッスンも希望される場合は別途契約となります。

TOEIC点数保証コーチングコースの説明

TOEICの対策コースでは、生徒が目標とするTOEICスコアを短期間で達成するための学習方法とカリキュラムを提供します。このカリキュラムはTOEICの研究チームが開発し、生徒一人ひとりにパーソナライズするため、独学では困難と思えるレベルのスコアアップが期待できます。

イングリードのTOEICの専属コーチはスコア900点以上のプロフェッショナルです。このコーチ陣はTOEICテストに精通しており、問題の解き方などを丁寧に指導します。さらに応用言語学に基づいた学習方法も教えてくれるので、スコアアップに必要な英語力が短期間で身に付くでしょう。

上記の英語コーチングコースと同じように、専属コーチによるLINEを使ったデイリーコーチングにて毎日相談できます。その他、英語の伸びを確認するためのウィークリーチェックテストや、オンラインカウンセリング等が受けられます。

イングリードの料金システム

オンライン英語コーチングコースは受講期間が自由に選べる「サブスクプラン(月額定額制)」が利用可能で、月額料金は税込153,780円です。6ヶ月以上の受講が決まっている方は、長期一括プラン(月額税込133,789円~141,478円)がお得です。入会金は税込55,000円です。

TOEIC点数保証コーチングコースは「3ヶ月完結TOEICコース」の一種類。3ヶ月間の受講料は税込494,780円で、入会金は税込55,000円です。このコースはTOEIC IPテスト受験でのスコアアップ保証のサービスが付いています。スコア保証として、このコースを3ヶ月受講後、規定のスコアアップが達成不可だった場合、1ヶ月間コースが無料で延長できます。スコア保証の詳しい条件については公式サイトをご覧ください。

イングリードの公式サイト

2026年4月12日現在、イングリードでは春の学び応援キャンペーンとして入会金が20,000万円OFFとなっております。

イングリードについての詳しいご案内および無料オンラインカウンセリングについては次のリンクへお進みください。

※この画像(バナー)にタッチするとイングリードの公式サイトへ移動します。

無料オンラインカウンセリング

イングリードでは60〜90分間のオンラインカウンセリングを無料で提供しています。これはZoom(アプリ)のビデオ通話で行うため、受講の前にアプリのダウンロードが必要です。このカウンセリングでは受講者の英語力を診断し、英語コンサルタントが学習法などのアドバイスを行います。

当記事はEigo Loveの管理人が執筆してますが、無料カウンセリングはWEBライターのトミヤマさんに受講してもらいました。受講日は2026年2月17日16:00時からで、担当のカウンセラーは英語コンサルタントのSaraさんでした。同氏はイングリードの英語コーチに従事する以前は、外資系化粧品メーカーで英語接客をしていた経歴の持ち主です。

オンラインカウンセリングの実施時間は約70分で最初に自己紹介を行います。その後は下の順番で進行します。

【カウンセリングの進行順】
1. 英語力診断(約15分)
2. 学習アドバイス(約20分)
3. サービス紹介(約30分)

※左の画像は英語コンサルタントのSaraさん。右の画像はWEBライターのトミヤマさん。
※画像(サムネイル)にタッチすると大きな画像がポップアップで表示されます。

英語力診断の体験レポート

英語力診断ではイングリードが作成した英語テストを受けます。テストの内容は以下の通りです。

【英語力診断テスト】
1. 単語問題 (16題) ⇒ 英単語の意味を答える
2. 文法問題 (6題) ⇒ 空欄穴埋め、英作文、英訳
3. リスニング問題 (6題) ⇒ リスニング後に穴埋め、和訳、要約
4. スピーキング問題 (1題) ⇒ トピックについて英語でスピーチ
5. リーディング問題 (1題) ⇒ 英語長文黙読後に日本語で要約

テスト問題はZoomの画面上に表示され、解答は口答で英語コンサルタントへ伝える方式です。テストを受けたトミヤマさん(WEBライター)曰く、単語問題と文法問題は解きやすいが、リスニング問題の途中から難易度が上がるとのこと。テスト結果は次の「スコアレポート」でお伝えします。

学習アドバイスの体験レポート

英語力診断の次は「学習アドバイス」のコーナーです。ここではSara氏(コンサルタント)から以下の話題について説明がありました。

【学習アドバイスでの主な話題】
1. スコアレポート
2. CEFR
3. 脳の音声処理
4. 第二言語習得論
5. シャドーイング

これ以外の話題もありましたが、今回は「スコアレポート」「CEFR とは」「脳の音声処理」「第二言語習得論に基づく学習アドバイス」「シャドーイングの目的」の5つの見出しを付けて説明します。

スコアレポート

英語力診断テストの採点が終わると、Sara氏(コンサルタント)によるスコアレポートの説明が始まります。レポートにはCEFR形式のレベル判定が付いており、トミヤマさんの英語レベルは「B1」でした。B1の目安レベルはイングリードの基準で英検2級程度です。

診断テストを採点したSara氏によれば、トミヤマさんは英単語と英文法の知識はソコソコあるが、英語のリスニングが弱点とのこと。さらにスピーキングにも弱点があり、英語で話す際に使える英語フレーズの知識量が少ないとのことでした。そこでトミヤマさんは、瞬間英作文のアプリ等を利用してスピーキングで使える英語フレーズを増やす練習をしたほうがいいとアドバイスを頂きました。

CEFR とは

スコアレポートの説明の際、CEFR(セファール)についてSaraさんから簡単な説明がありましたが、ここでは筆者が調べたCEFRについての情報を記述します。

CEFR(Common European Framework of Reference for Languages)とは日本語で「ヨーロッパ言語共通参照枠」と呼ばれ、欧州評議会が1986年~1989年に作成した言語能力を認定するためのガイドラインです。CEFRでは学習者の言語能力を6段階のレベルに分け、各レベルの定義を細かく定めています。英語のみでなく、世界中の主な言語ごとにガイドラインが作成されています。CEFRを用いることで、母国語以外の言語能力を客観的に評価することができます。

下の表では、英語検定試験やTOEICで何点取得すれば、どれくらいのCEFRレベルなのかが分かるように紐づけされています。この表は「各資格・検定試験とCEFRとの対照表」と呼ばれ、日本の文部科学省が作成しています。

各資格・検定試験とCEFRとの対照表(文部科学省)
CEFR 英検 TOEIC
C2 (ネイティブレベル) 該当なし 該当なし
C1 (上級者レベル) 英検1級 L:490点以上、R:455点以上、S:180点以上、W:180点以上
B2 (準上級者レベル) 英検準1級~1級 L:400点以上、R:385点以上、S:160点以上、W:150点以上
B1 (中級者レベル) 英検2級~準1級 L:275点以上、R:275点以上、S:120点以上、W:120点以上
A2 (初級者レベル) 英検準2級~2級 L:110点以上、R:115点以上、S:90点以上、W:70点以上
A1 (入門者レベル) 英検3級~準2級 L:60点以上、R:60点以上、S:50点以上、W:30点以上

脳の音声処理

スコアレポートの説明の次に、脳の音声処理についてSaraさんから解説がありました。ここではSaraさんの説明に、筆者が分かりやすく補足を加えて下の画像を解説します。

この画像は、人が言語を処理する際の脳内のイメージ図です。耳に届いた音声は先ず、「音声知覚(画像の一番左)」という音を聞き取る処理が脳内で起こります。次の「意味理解」というフェーズでは、音声の意味を理解します。「音声知覚」と「意味理解」の各フェーズでは、「知識データベース(画像の下中央)」という脳内の情報にアクセスして、聞いた音声の「発音」「単語」「文法」が「知識データベース」に存在すれば、音声を認識して次の「概念化」に移ります。存在しなければ聞いた音声については理解できません。ここまでがリスニングの脳内プロセスです。

次の「概念化(画像の中央)」というスピーキングの最初のフェーズでは、発言する内容を思考します。次の「文章化」というフェーズでは、「知識データベース」から使いこなせる言葉と文法を取り出し、話す内容を頭の中で文章化します。最後の「音声化」というフェーズで、発音・抑揚・スピードを考えながら文章を発言します。ここまでがスピーキングでの脳内プロセスです。

第二言語習得論に基づく学習アドバイス

英語力診断テストにて、トミヤマさん(WEBライター)はリスニングが弱点だと分かりました。そこでSara氏(コンサルタント)はトミヤマさんのリスニング力の改善のため、第二言語習得論を応用したシャドーイングの練習法をアドバイスしてくれました。

シャドーイングに関する、Sara氏による主なアドバイスは以下の3つです。

1. 英語のリンキングやリダクション(音が消える現象)が聞き取れない人は、リンキングやリダクションの発音ができるまで練習すれば聞き取れるようになる。

2. 参考書などに付いている発音の綺麗な英語でシャドーイングをやるよりも、TED Talksなどのスピード感のある英語スピーチでシャドーイングをする方が効果的。

3. 初級者が一人でシャドーイングを練習すると、発音が自己流となり効率が悪い。最低でも3ヶ月ほど英語コーチに発音の添削をしてもらうと正しい発音が早く身に付く。

またSaraさんによれば、イングリードのコーチ陣は第二言語習得論の考え方に基づいてコーチングと英語指導を行っているそうです。

シャドーイングの目的

ここではシャドーイングの説明で使用されていた「シャドーイングの目的」という下の図について、筆者が分かりやすく解説します。

この図の中で「シャドーイングの目的」は「音声知覚の自動化」であると謳っています。「音声知覚の自動化」とは脳が音声を無意識に処理するという意味です。これは第二言語習得理論に基づく考え方です。図の中に「音声知覚」「意味理解」とありますが、これは一つ前の「脳の音声処理」で説明したリスニングでの処理のことです。

図の左側の「リスニングができない人」は、音声知覚(音を聞き取ること)の処理に意識を集中しているがため、意味の理解が十分にできません。一方、ネイティブスピーカーの脳内処理(図の右側)では音声知覚が自動化されています。ネイティブのように音声知覚が自動化されれば脳内のワーキングメモリ(前頭前野の記憶領域)の大部分を「意味理解」に使えるため、リスニング力が向上します。

以上をまとめると、シャドーイングの練習を繰り返し行えば、脳が音声を無意識に処理できるようになる。だから脳は意味を理解する処理に集中でき、結果的にリスニング力が上がる。これがシャドーイングで得られる効果です。

サービス紹介の体験レポート

オンラインカウンセリング体験レポートの最後のコーナーはイングリードのサービス紹介です。ここではSaraさんが下の図を使い、サービスの特徴について説明して頂きました。

【サービスの特徴】
1. オンライン特化型 ⇒ イングリードのコーチングはオンライン受講に最適化されている。また海外から受講する方も多い

2. 優秀なコーチ ⇒ コーチの採用率は0.3%。世界中から優秀な日本人コーチを採用している。採用後は厳しい研修がある

3. 月額定額制 ⇒ 必要な期間だけ受講できるサブスクリプション制度。休会制度もあり一週間単位で受講を休むことができる

4. 応用言語学の活用 ⇒ 応用言語学の第二言語習得論に基づいたカリキュラムとトレーニングメソッドで科学的にアプローチ

その他の特徴としてウィークリースケジュールという、専属コーチが受講生の学習スケジュールを綿密に計画するサービスがあります。

上の左の図は9月1日から9月7日までの一週間のスケジュール例で、語彙・文法・リスニング・スピーキングを毎日3時間づつ勉強します。右の図は1日のスケジュール例です。学習スケジュールは受講生一人ひとりの英語レベルや生活リズムに合わせて作成されます。例えば1日1時間または2時間しか学習時間が取れない場合など、それに適した英語教材とスケジュールを専属コーチが考えてくれます。

ほとんどの社会人にも言えることですが、仕事のスケジュールを予定通りに実行するには忍耐力が必要です。そこでスクールの受講生がスケジュールを完遂できるようにサポートするのが専属コーチの役割です。

Saraさん曰く、デイリーコーチングはオンラインで行うのが望ましいですが現状は難しいため、代わりにLINEを使っているそうです。しかしLINEを使ったデイリーコーチングでも受講生のやる気を十分に高めることが可能とのことでした。

【LINEを使ったデイリーコーチング】
1. 毎日の学習添削 ⇒ 受講生のシャドーイング音声をコーチが添削

2. 週毎の振り返り ⇒ PDCAサイクルで効果的に学習をマネジメント

3. 英語の疑問を解消 ⇒ 疑問があればいつでもコーチに相談できる

まとめ

無料オンラインカウンセリングの体験レポートは以上です。この記事が皆さんのお役に立てれば幸いです。

記事を読んでイングリードに興味が沸いたという方がおられましたら無料のカウンセリングをぜひ体験してみてください。イングリードの英語コーチングは、自学自習は苦手だけど短期間で結果を出したい方にピッタリのサービスです。

例えば「海外留学のために英語資格が必要な方」、「海外赴任の予定がある方」、「仕事で英語が必要になった方」、「採用試験や転職または昇進でTOEICが必要になった方」など、英語でキャリアアップしたい方へは特にお薦めのスクールです。

イングリードの英語コーチングに関するQ&A

この章では、イングリードの担当者さんへ英語コーチングコースに関する質問を行いました。質問形式は電話やオンラインを使った口頭ではなく、質問リストのファイルを担当者へお送りし、回答を返信して頂く形式で行っています。

尚、このQ&Aで使用した質問リストの内容は、オンラインカウンセリングを受講したWEBライターのトミヤマさんが作成しております。

英語コーチングコースについて

Q1: 一般的な英会話スクール(週1レッスン中心)ではなく、コーチング型を採用するメリットは何ですか?

Ans: 英語力を決めるのはレッスン中の50分ではなく、それ以外の何十時間をどう使うかです。週1回のレッスン型では学習の中心がレッスンになり、自分で学ぶパートの質と量が管理されません。

コーチング型は、日々の学習行動そのものを設計し、実行と修正を繰り返す仕組みです。英語が伸びるかどうかを決めているのは日常の積み重ねなので、そこに直接介入できるコーチング型でなければ本当の成果は出せないと考えます。

Q2: 他コーチングスクールと比べたとき、イングリードの強みは何ですか?

Ans: 第二言語習得研究に基づく学習設計を土台にしながら、それを一人ひとりの生活とレベルに合わせて細かく組み替え、さらに毎日の行動レベルまでコーチが伴走します。

学習理論、個別最適化、日次サポートの三つが同時に機能していることが、他のコーチングとの決定的な違いです。特に日々のサポートの手厚さに対してお褒めをいただくことが多く、学習者よりも全力なコーチの存在は、業界でも唯一無二と捉えています。

Q3: コーチング業界では珍しいサブスクプランを導入した背景を教えて下さい。

※補足説明:イングリードのサブスクプランとは、コースを受講する期間を1ヵ月単位で設定できるプランのこと。

Ans: 「英語学習は本来、数か月で終わるものではなく、生活の一部として続いていくもの」という考えがあります。多くの英語コーチングは、短期集中型の高額プランが主流ですが、それでは「英語が必要な期間だけ続けたい」「仕事やライフイベントに応じて調整したい」という受講生様の実情に合わないケースが多くありました。サブスク型にすることで、必要な期間だけ続けられる、学習ペースの変化に柔軟に対応できます。

Q4: サブスクプランと長期割引プランでは、それぞれどのような生徒に向いていますか?

※補足説明:イングリードの長期割引プランとは、コースを受講する期間が長くなればなるほど、受講料が割引されるプランのこと。イングリード公式サイトでは、6ヶ月から18ヶ月の間で割引率が変動すると説明があります。

Ans: サブスクプランは「仕事や家庭の状況が変わりやすい方」、「どれくらい続けられるか分からない方」、「学習を生活の一部として無理なく続けたい方」に向いています。柔軟性を重視したプランです。一人一人開始時の英語力と目標が異なる中で、決まった期間のコースを販売するのではなく、その方に必要な期間、目標達成をしていただけるような設計をするためにサブスクプランを必然的に採用しました。

一方、長期割引プランは、「明確な期限(昇進、海外赴任、試験など)がある方」、「半年以上の継続を最初から決めている方」、「できるだけ費用を抑えたい方」に向いています。コミットメントを前提とした分、コストパフォーマンスが高くなる設計です。

英語学習について

Q1: 多くの日本人の英語学習者が英語力を伸ばせない根本要因は何だと捉えていますか?

Ans: 多くの日本人が英語を長年学んでいるにもかかわらず話せるようにならないのは、努力不足ではなく、学習のし方そのものが間違っているからです。

日本語と英語は言語間距離が大きく、戦略の無いまま「とにかくがんばる」というスタンスでは上達しません。結果として、何をどの順番でどれだけやれば伸びるのかが分からないまま、ただ時間を消費してしまっている方が多いです。

英語力は設計と習慣で決まるスキルであるにもかかわらず、その設計が存在していないことが最大の問題だと考えています。

Q2: 「正しい学習方法(質)」「最適な学習時間(質)」「モチベーション(心)」の3つに着目した背景を教えて下さい。

※補足説明:「正しい学習方法(質)」「最適な学習時間(質)」「モチベーション(心)」とは、イングリードが掲げる最短で英語力を上げるための3つのポイントのこと。

Ans: 正しい学習方法を知っていても、学習量が足りなければ伸びません。逆に長時間やっていても方法が間違っていれば伸びません。そしてどちらが正しくても続かなければ結果は出ません。英語学習がうまくいかない人は、この三つのどれかが必ず欠けています。

イングリードでは学習法の正確さ、必要な学習量、続けられる心理状態を同時に設計することで、英語が伸びる状態を再現できると考えています。

LINEを使ったデイリーコーチングについて

Q1: 毎日のLINEでの学習サポートでは、どのような声かけやフォローを行なっているのでしょうか。

Ans: ただ指示をするのではなく、受講生様に自身の学習を振り返っていただく質問をすることが多いです。いつかはご卒業して自立した学習を行う上で、何がうまくいって、何がうまくいっていないのかを言語化するお手伝いをしています。また、シャドーイングの音声添削や、英語についての質問も随時回答しています。

Q2: 計画どおりに進まなかった生徒には、どのようにリカバリーを提案していますか?

Ans: イングリードでは、遅れが出たときには、責めるのではなく設計を見直します。また、滞る理由も様々です。時間帯が合っていないのか、負荷が高すぎるのか、内容が難しすぎるのかを一緒に確認します。この小さな修正の積み重ねが、結果的に長期的な継続を支えています。

第二言語習得論(応用言語学)について

※補足説明:イングリードの英語コーチングでは第二言語習得論を取り入れています。

Q1: 日本語習得メカニズムを英語学習設計に取り入れているとのことですが、それは具体的にどの部分に反映されていますか?

Ans: 英語習得においては、日本語を知っていることにより正の転移 (Positive Transfer) が一部存在します。母語(日本語)の知識やスキルが英語学習に良い影響を与えるというものです。例えば、単語学習を行う際は、闇雲に英語だけの説明ではなく、日本語と対にして覚えることを取り入れており、これにより習得スピードを上げることができます。

※以下は「正の転移」の具体例

Ans: 語順の類似 ⇒ 日本語の「彼(の)本」のように所有を示す構造は英語の「his book」と似ており、転移しやすい。

助詞と所有格 ⇒ 日本語の「の」が所有を表すため、英語の所有格 ‘s の習得を助ける。

外来語(カタカナ語) ⇒ カタカナで定着した単語(例: agenda, document)は、意味を覚える労力を省ける。

Q2: 応用言語学に基づく学習法は、学習者の「つまずき」や「挫折」を防ぐうえで、どのように効いていると感じますか?

Ans: 多くの学習者が挫折する原因の一つがラーニングカーブの存在です。言語学習の成長は一直線ではなく、伸びを実感できない停滞期と、急にできるようになる跳ね上がりの時期を繰り返します。多くの人はこの停滞期を「伸びていない」と誤解し、学習をやめてしまいます。

たとえ本人が手応えを感じていなくても、一部の指標が改善していれば、それが次のブレイクスルーにつながっていることを伝えます。ラーニングカーブの停滞期を正しく理解できる状態を作ることで、学習者は感情に振り回されずにプロセスを信じて続けられるようになります。

英語コーチについて

Q1: 英語コーチの採用時に大事にしていることを教えて下さい。どのスキル・姿勢を重視していますか?

Ans: 英語力や指導力だけでなく、受講生様の英語力を上げたいと思うコーチとしてのマインドを重視します。自分が英語を話せることと、人を伸ばせることはまったく別のスキルだからです。また、受講生様のつまずきを感覚ではなく言語化し、なぜ今この状態になっているのかを論理的に説明できる力も重視しています。

Q2: 生徒担当のコーチは、どのように選定されますか。生徒の性格のタイプも考慮しますか。

Ans: 担当コーチは、英語レベルや目標だけでなく、性格やソーシャルタイプも踏まえて決定します。受講生様に合わせて、論理的な説明が得意なコーチや、共感力が高く寄り添いが上手なコーチなどをマッチングします。無料カウンセリングで得られた情報をもとに、この相性まで含めて、担当コンサルタントやカスタマーサクセス部門がマッチングを行います。

Q3: 採用後の研修内容やスキルアップ制度を教えて下さい。

Ans: 採用後は、第二言語習得研究に基づく英語の学習理論と、コーチングをする上でのコミュニケーションを体系的に学びます。単に教材の使い方を覚えるのではなく、なぜそのトレーニングが必要なのか、どんな状態の学習者にどう処方するのかまで理解します。また、先輩コーチの実践を視聴したり、理解した内容を踏まえたロールプレイングを徹底的に行います。一定期間の研修を終えた後も、チームとしてノウハウを共有し続けることで質を維持しています。

総括

英語コーチングに関するQ&Aは以上となります。最後に総括として記事制作の振り返りを行います。

まず初めに筆者の簡単な自己紹介です。筆者は2015年に会社員を辞めてEigo Loveを立ち上げ、英語系コンテンツの制作や英単語アプリの開発など、主にクリエイティブな活動を行ってきました。クリエーターとしてのモットーは他人の作品を真似しないことです。例えば何か執筆作業をする中で、多くのWEBライターは他人が作成した記事を参考にしているようですが、筆者は昔から真似をしたくない性分なため、他人が作成した同じジャンル(語学系・英語系)の記事は一切読まない方針でいます。性分以外の理由としては、似たような記事がネット上に溢れている状況に危機感を持っており、他人の記事は参考にするべきではないと考えているためです。

さて本題に入ります。この記事を企画した当初、記事制作は全てWEBライターにお任せする予定でした。しかし途中から、Q&Aで使用した質問リスト以外は筆者が作成することになりました。この記事の第1章は問題なく書きましたが、第2章は頭を使いました。知恵を絞って作成し、最終的に良い記事に仕上がったと思っています。筆者はオンラインカウンセリングを受講していませんが、受講したトミヤマさんから内容を正確にヒヤリングしています。それと「英語コーチングに関するQ&A」(第3章)は、元々は取材記事の形式にする予定でしたが読みやすさ等を考慮した結果、Q&A形式で仕上げることにしました。

記事制作の初期段階の話をしますが、イングリードさんに送ったQ&Aの質問リストには43の質問があり、ほぼ全ての質問に回答してもらっています。しかし現在、この記事のQ&Aでは13項目しか掲載していません。理由は質問リストの大半がQ&A形式には不向きだった為です。回答の一つ一つは良かったのですが、カットした質問(30項目)については、読者の関心を引かないものであると判断しました。

記事の編集工程において不要な部分のカットは一般的に行われる作業です。ただ今回のQ&Aはカットした部分が多かったため勿体なかったと思っています。質問リストをイングリード側に送信する前に、筆者が十分に精査しなかったことは反省すべきポイントでした。

今回の記事はこれで終了です。オンラインカウンセリングを担当された英語コンサルタントのSaraさん、およびQ&Aの回答を作成して頂いたイングリードさんはご協力ありがとうございました。