代名詞(pronouns)

代名詞とは?

名前の通り、代名詞は名詞の代わりに使える言葉です。同じ名詞を何度も使うことを避けるために使います。

   This is Jenny. Jenny is a student.
   (こちらはジェニーです。ジェニーは学生です。)

上記の文は文法的に正しいですが、「ジェニー」という名詞を繰り返しているところが少しぎごちないです。そこで代名詞を使います:

   This is Jenny. She is a student.
   (こちらはジェニーです。彼女は学生です。)

2つ目の文の主語”Jenny”の代わりに代名詞の”she”(彼女)を使っています。
他の例も見てみましょう。

   I work with James. James is very hard-working.
   (私はジェームスと一緒に働きます。ジェームスはとても勤勉です。)
   I work with James. He is very hard-working.
   (私はジェームスと一緒に働きます。彼はとても勤勉です。)

“James”は男性の名前なので、代名詞の”he”(彼)を使います。

   I have two brothers. My brothers are tall.
   (私は兄弟が2人います。私の兄弟は背が高いです。)
   I have two brothers. They are tall.
   (私が兄弟が2人います。彼らは背が高いです。)

“brother”は複数なので、代名詞の”they”を使います。

このように、英語の代名詞はいくつかあります。どれを使うかは、元の名詞が示すものが「人なのか、物なのか」や「単数なのか、複数なのか」によって決まります。

日本語にも「彼」や「彼女」といった代名詞があります。しかし、日本語では主語や目的語を省略する傾向があるので、代名詞をあまり使いません。上記の文でも、通常は「彼女は」を省略するでしょう。これに対して、英語では主語や目的語を省略することが許されていないので、代名詞をよく使います。

“it”に関しては、「それ」と訳せることもありますが、完全に相当する日本語はありません。なぜなら、日本語では物を指す名詞を代名詞を使わずに省略するからです。

   I saw a film. The film was interesting.
   (私は映画を見ました。その映画は面白かったです。)
   I saw a film. It was interesting.
   (私は映画を見ました。面白かったです。)

代名詞の様々な形

目的格

上記の文では代名詞を主語の代わりに使っていますが、目的語の代わりに使うこともできます。しかし、主語として使う代名詞と目的語として使う代名詞は形が違うことがあります。

   He saw her.
   (彼は彼女を見ました。)
   She saw him.
   (彼女は彼を見ました。)

上記のように、同じ「彼」という代名詞が、主語として使う場合は”he”になりますが、目的語として使う場合は”him”になります。

再帰代名詞

主語と目的語が同じ人である場合は、目的語の代わりに使う代名詞がさらに変化します。これは再帰代名詞と言います。

   He saw himself in the mirror.
   (彼は鏡で自分を見ました。)

代名詞の所有格

代名詞を所有格で使う場合はまた別の形になります。日本語の「私の~」や「彼の~」に相当します。

   That is my suitcase.
   (それは私のスーツケースです。)

所有代名詞

代名詞の所有格を目的語として使う場合はさらに違う形になります。この形を「所有代名詞」と言います。

   That suitcase is mine.
   そのスーツケースは私のです。

下記の表に代名詞の様々な形をまとめています。

主語の代名詞(~は/が) 目的語の代名詞(~を/に) 再帰代名詞(~自信を/に)
1人称 単数 I me myself
1人称 複数 私達 we us ourselves
2人称 単数 あなた you you yourself
2人称 複数 あなた達 you you yourselves
3人称 単数 he him himself
3人称 単数 彼女 she her herself
3人称 単数 それ it it itself
3人称 複数 彼ら/彼女ら/それら they them themselves

指示代名詞

指示代名詞とは、特定の人・事・物を直接指し示す代名詞のことです。日本語の「これ」「それ」「あれ」に相当しますが、英語では通常「それ」と「あれ」に区別を付けません。

英語の指示代名詞は下記の通りになります。

単数:
this (これ)
that (それ、あれ)

複数:
these (これら)
those (それら、あれら)

   This is Stephanie.
   (こちらはステファニーです。)

   That is an interesting idea.
   それは面白い発想です。

英語の指示代名詞は所有格でも形がかわりません。

   That film is very long.
   (あの映画はとても長いです。)

   These cookies are delicious.
   (このクッキーは美味しいです。)

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