冠詞(articles)

冠詞とは?

名詞の前に付く”a, an, the”のことです。

不定冠詞(Indefinite article)

不定冠詞の”a”と”an”は「1つの」という意味です。話し手がどの物や事について話しているか、聞き手が1つに特定できない時に使います。
例えば、話し手が新しい話題を取り上げる時に使います。

   I saw a movie yesterday.
   (昨日映画を見ました)

この場合、見たのは1つの映画のみで、それがどの映画なのかは当然聞き手には分かりません。

不定冠詞は可算名詞の単数形の前にのみ使えるので、可算名詞の複数形及び不可算名詞と一緒に使うことはありません。

   × a bananas (可算名詞の複数形)
   × an information (不可算名詞)
   ○ a book (可算名詞の単数形)

“a” or “an”?

“a”と”an”の使い分けは後に来る名詞の発音で決まります。

子音で始まる場合は”a”を使って、母音で始まる場合は”an”を使います。
大抵、子音か母音かはスペルを見て分かることが出来ます。
名詞の頭文字が”a, e, i, o u”である場合は”an”を使って、それ以外の頭文字は”a”を使います。

   an apple (リンゴ)
   an umbrella (傘)
   a ball (ボール)
   a dog (犬)

注意:
少ないですが、頭文字が”a, e, i, o, u”でも発音は子音の言葉もあります。これらには”a”が付きます。

   a university (大学)
   a uniform (制服)

定冠詞(definite article)

定冠詞の”the”は話し手がどの物や事について話しているか、聞き手が特定できる時に使います。聞き手がそのものやことを特定できる時というのは、例えば下記のような場合です。

1つしか存在しないもの:

   The moon is bright tonight.
   (今夜月は明るいです。)

地球の月は1つしかないので、新しい話題でも聞き手は特定できます。

既に会話に出てきたもの:

   I ate an apple and a cake. The apple was delicious, but the cake was too sweet.
   (私はリンゴとケーキを食べました。リンゴは美味しかったですが、ケーキは甘すぎました。)

リンゴとケーキの話題は1つ目の文でを既にに取り上げているので、2つ目の文で聞き手は「食べたリンゴ」と「食べたケーキ」だと特定できるはずです。

会話の流れから特定できるもの:

   I saw a movie yesterday. The ending was very moving.
   (昨日映画を見ました。結末はとても感動的でした。)

この「結末」は新しい話題ですが、会話の流れから「見た映画の結末」であるということは聞き手に簡単に特定できるはずです。
なお、定冠詞は単数・複数の可算名詞とも不可算名詞とも使えます。

   ○ the bananas (可算名詞の複数形)
   ○ the information (不可算名詞)
   ○ the book (可算名詞の単数形)

英語文法解説の目次へ戻る

☆えいごLOVE おすすめコンテンツ☆
  • TOEIC練習問題
  • TOEIC英単語一覧
  • 英単語の使い分け